
オープンソースのJavaアプリケーション開発プラットフォーム
「NetBeans 5.0」のβ版をリリース
「NetBeans 5.0」は、IDE(統合開発環境)用モジュール開発機能のサポート、「Matisse」と呼ばれる新しいGUIビルダー、BEA SystemsのWebLogicおよびオープンソースのJBossアプリケーションサーバのサポートを含む数々の新機能を提供する
NetBeansは今回新しく加わった機能としては
1996年にチェコの学生によるプロジェクトで誕生し、GUIでJavaプログラミングができることを目的として作られたJava統合開発環境だ。その後、NetBeansを基に企業化され、商品となる。1999年には、Sun Microsystems(以下、Sun)が買収し、「Forte」という製品名で販売した。その後、2000年にはSunからオープンソースとして寄与されることになり、現在では、NetBeans.orgによって開発が進められている
2005年5月16日にはNetBeans 4.1 Java IDEが発表された
・GUIビルダーの「Matisse GUI Builder」

・Webサービスなどの機能のサポート(WSDL)
・共同開発用の「NetBeans Collaboration」システム
・テスト、デバッグ用に「Mobility Pack」
・メモリとCPUの利用率を最適化をする「NetBeans Profiler」
・WebLogic 9およびJBoss 4をサポート
・Tomcat Web Serverのサポート強化
・JSF(JavaServer Faces)およびStrutsのサポート強化
など
NetBeans 5.0では、開発者はJSFとStrutsのどちらを使うか指定することができ、同IDEはJSFまたはStrutsの全ライブラリをアプリケーションおよび関連コンフィギュレーションファイルに追加するかたちになる
